■ 若者の貯金に対する感覚
あるところが行った、20代の若者を対象にした、貯金に
関する調査によると、「全く貯金しない」との答えが約2割で、
一方、約8割が、毎月貯金をしていると応えています。
また、貯蓄の目的は、「いざという時のため」が65%となって
います。次いで、「旅行資金」が28%、「病気や事故の備え」
が27%、「老後の蓄え」が 23%となっています。
明確な目的のある貯蓄よりも、これで見ると、何かあった時の
ため、備えとしての貯蓄の必要性を感じている若者が多いこと
が分かります。
また、これまでにお金をかけたものは何か、という設問に対して
は、「外食」「国内旅行」が各々36%、次いで「洋服・ファッシ
ョン」が34%となっています。また、今後積極的にお金をかけたい
ものは何か、という設問については、「貯金」が44%で最も多く、
次いで「国内旅行」が37%、「洋服・ファッション」が36%とな
っています。
若者のレジャーに関しても、海外旅行に出かける若者の数が激減
している、という統計データがあります。海外旅行が昔ほど特別で
なくなっていることもあるでしょうが、主な理由として、
お金がない」「休みが取れない」といったものが多いようです。
また、会社関係でも、社内の飲み会などに参加しない若い社員が
増えている、ということです。
これで見ると、最近の若者は堅実になった、と言えるかもしれま
せんが、内実は、いろいろ複雑のようです。年金問題などから、
政府に対する若者の不信感の高まりもあるでしょうが、また、
自己投資、お金の使い方を知らない若者が増えてきているせいだ、
と指摘する声もあります。今後の景気の活性化には、こうした若者
の心を捉えた商品の開発もポイントとなるかもしれません。
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