■ タンス貯金の運用
貯金の一つに、タンス貯金というものがあります。銀行の低金利
の時代、タンス貯金をしている人も多い、とよく言われます。
ここ10年ぐらい、銀行利子が0に近かったこともあり、
銀行貯金のメリットが薄れたのが、タンス貯金が増えた理由と
いわれます。日本のタンス預金は20兆円といわれています。
今は、数十万円位の金額だと、タンス貯金をしているケースが
多いみたいです。これが、以前のように利子が5パーセントくらい
になると、タンス貯金は減るものとされています。
タンス貯金は、金が増えることがない、と思われがちですが、
決してそうでもない、といわれます。デフレ経済下(恒常的に
物価が下がり続ける経済状態)では、物価が下がり続けている
わけですから、現金のまま保有していても、物やサービスに
対する貨幣(お金)の購買力は相対的に上昇するわけです。
お金の価値というものは、物やサービスとの交換機能にあります。
持っているお金の量が増えなくても、物価が下がりさえすれば、
資産がふえたことと同様の効用が得られる、ということになります。
しかし、タンス貯金にしても、無利息ですし、盗難の恐れもあります。
ここで、有効な資産の保管、運用を考える必要もあるでしょう。
例えば、最近は証券会社のMRFが注目されているみたいです。
FXも、リスクが少なく、少ない資金ではじめられることから、
関心が高まっているようです。
純金積み立ても比較的手軽に始められるものです。
お札のリニューアルや、近い将来の、株券の電子化などにより、資産
をタンスに閉まっておく、ということも今後は難しくなるかも知れません。
政府にしても、何とかタンス貯金を市場に引き出させようと、今後も
何らかの政策を打ち出すことが考えられます。タンス貯金を出そうと
いう気持ちにさせるような、魅力的な商品の登場、政府のPRも、
今後は望まれるところでしょう。
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